贅沢なゲーム体験!オリとくらやみの森DE感想

PC

おつかれさまです

みずたまです

今回はメトロヴァニア最高峰といっても過言では無い「Ori and the Blined Forest(オリとくらやみの森)」を紹介。

ゲームタイトルOri and the Blind Forest – オリとくらやみの森 (2015年3月11日リリース)
Ori and the Blind Forest: Definitive Edition (2016年3月11日リリース。こちらは完全版)
対応機種Xbox One, Nintendo Switch, Microsoft Windows, Steam
記事を書いた時のプレイ時間やりこみしてたので不明。平均クリア時間は10時間くらい。

本作は探索型の横スクロールアクションのゲームとなっており、いわゆるメトロイドヴァニアと呼ばれるジャンルに分類される。

昨今、横スクロールのゲームをプレイしない人がほとんどと思われるが、このゲームは全ゲーム好きにプレイして欲しいと思える一作となっている。

小さな精霊が故郷を救済する物語

自然豊かなニブルの森でナルと平和に暮らしていた主人公オリ。しかし平和な日々も突如として終わる。

嵐の中倒れていたオリ(白い方)を偶然見つけたナル(黒い大きい方)
ふたりは仲良く、協力し合いながら平和な日々を暮らしていた
自然豊かなニブルの森からみどりがなくなり木の実などが採れなくなった

そんな滅亡の淵にある故郷、ニブルの森を救うため小さな精霊オリが各地を冒険する物語。

時には大切な仲間と出会ったり、別れもあったり、、そんな物語。

贅沢なプレイ体験

視界が贅沢

まず注目されるべき点、なんといっても贅沢なグラフィック

木洩れ日や水面がきれいに表現されている

色彩豊でアートなビジュアルで表現された各ステージはプレイヤーをこれでもかというくらい楽しませるし、ゲームの没入感を増幅させる。

背景も風がなびいている感じで木々や葉っぱがゆらゆらしたりする。動きも細かい。

タイトル画面の時点でアート感を感じられる

耳も贅沢

次に気付くのが上質なサウンド

場面や雰囲気、オリの心情に合わせてBGMが変化していく、感情的でとても魅力的

効果音も作品にピッタリでアクションするときに出てくる音は気持ち良い。

BGMに関してはフルオーケストラ音源で録音されていて壮大で美しい。

私は一時期サントラをヘビロテしてた。

雰囲気だけじゃない、実は本格アクションゲーム

ここまでのながれでは完全に雰囲気ゲーと思われるかもしれないが、ちょっと待ってほしい

本作は横スクロールのアクションゲームであり難易度は高くいわゆる死にゲーだ。私は初見クリア時はデス数が400を超えた。

アクションの操作感としてはキビキビ動いてくれて思ったとおりの操作ができ、ストレスは感じなかった。

ゲームを進めていくにつれアクションが豊富になっていき、今まで行けなかった場所に到達できるので世界が広がっていく感覚も楽しい(これはメトロヴァニアの特徴でもある)。

各地を冒険することでオリのできることが増える。

アクションゲームが好きな私も大満足のアクションゲームに仕上がっていた。

難易度の高めのゲーム

前述したがこのゲームの難易度はけして低く無く、むしろ高い方である。

これはゲーム序盤だが既に手元が忙しい

周りがダメージを受ける針だらけの場所があったり、強制スクロールされる場面があったりと難しいギミックや初見殺しがかなり多いゲームだ。

周りがトゲだらけ。もちろん接触するとダメージを受ける。かなり痛い。

しかし、ただ難しいだけで無いのがこのゲームのいいところで、リトライが非常に早く、ストレスが無い。私もかなりデスしたが途中ダレることなくゲームをクリアすることができた。

もう一点、このゲームはどこでもチェックポイントを作ることが可能である。エナジーセルというマジックポイント的なものを1つ消費することで、その場でチェックポイントを作成できる。

ワンボタンでその場ですぐにリトライポイントを作ることが可能。同時にセーブも行われる。

つまり苦手な箇所の直前でこれを作ることでギミック突破するまでのトライにあまり負荷がかからず快適に攻略できる。

まとめ

本作の魅力は何といっても美しいビジュアル、サウンドのなかで硬派なアクションゲームを堪能するところにある。

特にビジュアルとサウンドについてはプロローグのオリが住まいから外に出た時の演出は感動を覚えたことは今も鮮明に覚えている。本当に感動した

上質なビジュアル・サウンドが本作の世界を彩っており、その中でアクションを楽しむ。こんなにプレイしていて心地よかったゲームってなかなか無い。ゲーム好きなら絶対に一度はプレイしてほしいゲームとなっている。